煉獄杏寿郎の父はなぜ剣士をやめ無気力になったのか?過去の出来事も

映画『鬼滅の刃 無限列車編』の地上波初登場し、更に多くの方が煉獄杏寿郎の生き方に心を打たれたのではないでしょうか。

優しく強く正義感の強い煉獄杏寿郎

そんな煉獄杏寿郎の父の様子に違和感を持った人も多いでしょう。

今回は煉獄杏寿郎の父はなぜ酒に溺れ無気力になったのか?煉獄杏寿郎の父がどんな人物なのか?をお伝えします!

煉獄杏寿郎の父ってどんな人?過去の出来事も

煉獄杏寿郎の父の名前は煉獄槇寿郎。(れんごくしんじゅろう)

鬼殺隊の元柱(炎柱)で第一線で活躍をしていました。子どもたちにも熱心に剣術を教えており優しい父親だった事が伺えます。

酒に溺れる前は『情熱のある人だった』と煉獄杏寿郎も言っており、昔蛇柱になる前の伊黒小芭内を蛇女から助けた炎柱が槇寿郎では?と言われています。

 

煉獄杏寿郎の父はなぜ剣士をやめ無気力になったのか

日の呼吸への劣等感

炭治郎が煉獄家へ行って煉獄杏寿郎の父槇寿郎と初めてと会った時、槇寿郎は炭治郎の耳飾りを見るなり殴りかかります。

炭治郎を日の呼吸の使い手だと思ったのです。

槇寿郎は『全ての呼吸が”日の呼吸”の後追いに過ぎない ”日の呼吸”の猿真似をし劣化した呼吸だ 火も水も風も全てが!!』と言っています。

どんなに厳しい鍛錬の末炎の呼吸の精度を磨いても日の呼吸には敵わないことを悟り、絶望してしまったのでしょうか

自分に厳しく努力を重ねてきたからこそ心が折れてしまったのかもしれませんね。

最愛の妻の死

話は少し進み、槇寿郎は炭治郎に手紙を宛てます。

その内容を見てみましょう。

竈門君 君には悪いことをした

杏寿郎の為に泣いてくれてありがとう

この四ヶ月千寿郎とも手紙のやり取りをしてくれていたそうだね

あの子も随分元気になった

初対面があのようなことになってしまい、恥ずかしく思う

自分の無能さに打ちのめされていた時

畳み掛けるように最愛の妻が病死した

それから酒に溺れ、蹲り続けた私はとんでもない馬鹿者だ

杏寿郎は私などと違い 素晴らし息子だった

私が教えることを放棄した後でも 炎の呼吸の指南書を読み込んで鍛錬し柱となった

たった三巻しかない本で

瑠火の…母親の血が濃いのだろう

杏寿郎も千寿郎も立派な子だ

そして竈門君 君にはもっと凄い力がある

日の呼吸の選ばれた使い手は君のように生まれつき赤い痣が額にあるそうだ

だからきっと君は

以上が手紙の全文です。

最愛の妻が病死したと書かれています。この事が槇寿郎にとって柱をやめる決定的な出来事だったに違いありません。

酒に溺れ無気力になるほど妻を愛していたのですね。

煉獄杏寿郎の最期の言葉を聞いた父は?

今まで杏寿郎と弟の千寿郎に辛くあたってきた父、槇寿郎。

最期の言葉を伝えに部屋に来た千寿郎を怒鳴りつけて追い出そうとします。

杏寿郎の最期の言葉は『体を大切にしてほしい』

千寿郎からその言葉を聞くと槇寿郎は涙をこぼしました。

今まで自分を恨んでいると思っていた我が子からの労りの言葉に今までの自分の行いを後悔して涙します。

槇寿郎の不器用な一面が垣間見えますね。

杏寿郎の気持ち、槇寿郎の想いをそれぞれ考えるとどうしてここまで嚙み合わなくなってしまったのか。切ないです。

まとめ

今回は『鬼滅の刃 無限列車編』に登場する煉獄杏寿郎の父はなぜ剣士をやめ無気力になったのか?を中心に、煉獄杏寿郎の父槇寿郎の過去についてもお伝えしました。

父槇寿郎がなぜ酒に溺れ無気力になってしまったのか分からないまま逝ってしまった杏寿郎を思うと本当に胸が締め付けられます

改心した父槇寿郎が、今後どう物語に関わってくるのか。楽しみにしたいと思います!

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